Xの1ポスト(140字以内)小ネタ。
ソルジャーの恋人
やっと見つけた。どうして帰ってこなかったの?戦場で亡くなったかと思ったけど報せは届かなかったから待つのも限界で探してたの。そのマスクはなに?お顔を見せて…怪我をしているから見せられない?気にしないから平気。…見せてくれないの?
ねぇソルジャー。あなた、まるで人が変わったみたいね。
幼馴染のブロッケンJr.
「おかえり」「は?」
自室に幼馴染のブロッケンJr.がいる。さてはママが勝手に通したな。
ソファーに寝ていた彼が体を起こして私に手招きをするからしぶしぶ隣りに座る。
差し出された開封済みのベアグミの袋。残っているのは一色だけ。
「その味、好きだよな」
無邪気な男は得意げな笑顔を見せた。
ステカセキングにときめく
棚の上の筋トレグッズが入っている箱に手が届かず、悩んでいたら背後から伸びてきた腕が箱を持ち上げた。腕の持ち主はステカセで、お礼を言って箱を受け取ろうとしたけど渡してくれない。
「重てぇから持ってってやるよ」
そう言って彼は訓練場へ向かう。
少しだけときめいたのは悔しいから絶対秘密!
2024.09.27